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思い出の東京都

面倒じじい

思い出がいっぱいなのが品川駅です。現在羽田空港の入口、将来リニアの起点になりますから、どんどん思い出が重なる駅で、個人的には東京や新宿を超えていくのではと思うのです。


都民だったとき渋谷を中心に動いてました。18歳の夏に大学の友人が帰省することになり、おいらも一緒に帰省することになりました。帰省と言っても関東ですから通勤電車ですよ。彼は弘前出身です。帰省は上野から夜行で行くのかと勝手に思い込んでいました。まあ暇だし急ぐわけでもないので、興味というか好奇心でついていったんです。彼の向かった先が品川駅で、降りると泉岳寺の方に歩き始めていきました。バスセンターで発車寸前まで待ちキャンセルが出たら金払って乗れました。チケットを購入できたんです。


次々に京急バスがやって来ます。長野方面だったり、新潟方面だったり、岩手方面だったりですね。当時は高速道路も満足するほどなかったので、一日以上時間をかけて行くので昼間からから出ているんです。彼を見送った後、上野駅に行きました。おいらが使う電車は下のホームからでるのが多いんです。そこは東北の玄関口ですからね。井沢八郎のああ上野駅、室生犀星のふるさとは遠きにありての世界ですよ。東北弁が飛び交う世界、時間すれすれに通勤電車に乗る自分、列車に乗って行く帰省客が別々の人が上野駅下ホームには存在したのです、網棚には黄色い紙袋、東京名物ひよこですよ。(東京名物じゃなかったけど)


一度でいいから帰省したいですね。新幹線でビューンや飛行機じゃ駄目です。中途半端な田舎もんのおいらは通勤電車ですからね。旅情もロマンも感じないですわ。イルカの汽車を待つ君の横でですよ。こんな体験したかったわ。


上野駅の上のホームは常磐線と国電、下のホームが今で言う高崎線・宇都宮線方面です。20番線の方が特急、13番線あたりから通勤電車で、13番線のホームから通勤電車で東北方面に向かう列車を見ながら出ていきます。そこには東京がもつパラレルワールドが凝集されているんですよ。